宮内翼のブログ-おもれい副社長ブログ-

会社の事、事業の事、ビジネスの事、プライベートもざっくりと

【第7回社内コラム】計画管理にはしっかりとしたロジカルが基礎

今回の社内コラムは、具体的な実務のところの話をしたいと思います。

標数値から逆算をして成果や目標を達成していくことは、社会人を経験していれば、
誰でも上司に言われてきたと思います。

ただ立てた目標に対して実際にどこを注意しながら計画通りに合わせていくのか。
物事の進め方には必ず順番があります。
人の脳は物事を凄く難しく考える性質を持っているので、こういったところは自分でコントロールが必要です。

必ずこの計画の管理がしっかり行動レベルまで自分の頭の中で落とし込むには、鉛筆一つで白い画用紙に描き出せるか、がポイントだと個人的には考えています。
なので、個人の思考を間違った方にむいてしまうと生産性がなかったり無駄な時間を使うことになります。

目の前のことに全力で取り組むことは当たり目ですが、余力を持ちながら先を見据えた計画も必要です。
そうでなければ、計画した目標に対してさらに上を達成することはまずもって可能性は低いと言えます。

今回は計画管理の徹底の手順を少しアウトプットしていきます。
以下、手順のステップです。

①まずほぼ達成できる(堅い)見込み数値はどれくらいなのかを決める

②目標数値と見込み数値とのギャップを把握する

③そのギャップを埋める為の方策を洗い出す

④方策ごとにどのくらいの数値が見込めそうなのかを予測する

⑤方策の数値合計が150%になるまで方策を追加・行動レベルまで落とし込む

⑥方策が実行できない可能性(阻害要因)を事前に洗い出す

⑦阻害要因を克服するための対応策を事前に練り込む

この一連の流れはどうですか?
恐らく誰もがこのどこかでつまずくと思います。そして、思っただけで実際の行動レベルまで落とし込めてないから計画が中途半端に崩れて計画未達成というゴールになってしまうんじゃないかと考えています。

考え・思いつくことは誰でもできますが、大事なのは改善にむかうアクションです。

今回はかなり実務的なところを書きましたが、社内全員が常に意識して行動するレベルまで落とし込んでほしいです。

【第6回社内コラム】うまくいってない瞬間を大事に

本当に自分はまだまだ甘い、未熟であると同時にしっかりと継続していきます。

東日本・西日本ともこの冬のイベント集客が本当にデッドラインまできています。
それぞれ担当種目・役割で掲げている目標をまずはとことん追い求めてほしいと思います。

少し東日本が遅れをとっていますが、駆け込み参加は沢山出てくるので、種まき含め情報のアンテナは常に貼っておいてほしいところです。

ブログでも書きましたが、"うまく行ってない時こそ足りてない何かが見える"これは本当にその通りだと思います。
自分の置かれている状況や立場、責任。目の前の出来事をすべて悲観的に考えるのではなく、何が足りてないのか、を見つけ出す考え方に変えた方が、苦悩の先に楽しさがあることに気づくからです。

様々な課題や問題は基本的にすべて解決できると本に書いてありました。

問題は独創的な解決方法を待っている
問題解決には、さまざまな要素が必要
鋭い観察力、チームワーク、計画を計画で終わらせない実行力、
失敗から学ぼうとする前向きな心、そして独創的な解決力

でもまず必要なのは
問題は解決できるという気概をもつこと


大きな目標も大きな壁を超えていくしか達成できないし、小さな目標だって小さな壁を越えていくしか達成できないですよね。そこに常に降りかかってくるのが、「壁を乗り越える覚悟があなたにはありますか?」というメンタルです。

自分と向き合うということは第一歩にこのメンタルと向き合えるか、すべてはここから始まると考えています。

【第5回社内コラム】脳を騙し続けること

小さな事をコツコツというコトバは、非常に本質的であり、このコツコツができる人が大きな成果を生み出す。何とも当たり前のことで簡単な事だと思うが、、これが人はそう簡単に出来ない生き物だと思う。ただ、この継続には根気が何よりも重要な比重であり、脳はすぐ諦めようとか、ラクな方へと無意識にいってしまうから性質だと理解していれば、自分で自分をコントロールすることは簡単である。

これは、この本を読んだ時にそう感じた。

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西田さんという経営コンサルティングをされている方の本。脳は常に錯覚を起こしているという。結構、面白いのでおすすめです。

これを読んでさらに意識したということも一つあるが、人間は自分で限界を作らなければ、成長し続けれることが理解できる。

 

さて人数が増えていくことで会社も最近では色々あった(まぁ、ベンチャーというのは毎日が戦争みたいなものだが・・)

社員が辞めたり、増えたり、新しい事業拡大に模索したり、ベンチャーキャピタルとの話しをしたりとすべては会社の未来のため。

この進学業界の中では、弊社のポジションは少し他の会社とは違う。分類わけをするれば見てわかるとおり、本質的な内容は他社とは変わらないが、ターゲット・切り口が少し違う、クライアントと話しをしていてもやっている内容は同じなのだが、切り口が違うから「おもれいは新しいことをする会社」という認識をされている。そういった意味では、業界の中では異端児的な存在になろうとしている、いい意味で。

 

業界に変革をと掲げている以上は、これはいい意味でも戦略どおりに進んでいる。今後は、高校生だけではなく、小学生・中学生・大学生とアプローチの幅を広げていくを考えている。また留学生もこれからかなり伸びると予想している。いち早く、日本に来たいと考えている外国人のインフラ的整理ができれば、うちはこの事業ではいいポジションを獲得できると考えてる。

 

引き続き、部活動フェスタを日本一に持ち上げて、部活動の活性化をしていく。これが目先の最大の目標である。

 

必ずいまのメンバーで達成していこう。

 

【第4回社内コラム】成果と物事の判断

当社は現在、積極的に人材採用を行っています。

これは「部活動フェスタ」を全国へ広げる為、そして3年後にイベント集客年間10万人を達成するために”人”に現在、投資をしています。
来年、4月入社の方も東京ではいたり、関西でも採用しようと動いている最中です。

そういった背景のもと、一気に3人からアルバイト合わせて約10名の組織に変わりました。それ見た時に最近感じていることがあって、中途採用がほとんどですが、自社の理解を高めてもらうことをあまり出来てないなと思うことがあります。

仕事をしていると日々、物事の判断が求められます。
AかBかの2パターンの選択なんて、1日で換算すると何回もあると思います。

この仕事の判断の基準というのは、自社のビジネスをちゃんと理解していることと、
この事業の土壌にのせた状態での判断が必要だと考えています。

どういうことかというと、細かく見ていくと一つ一つの業務に”なぜこれをするのか”、”なぜこの仕事やっているのか”というところをちゃんと理解し、共有ができてないと、ただやらされているだけの仕事になって、結局すべてが受動的になるからです。
仕事上の意思決定の判断も誤った判断をしてしまう可能性が増えるともいえます。

会社は組織の結果や成果を見ます。成果を追い求めていくことが組織としての本来のゴールだからです。

そのゴールを必ず追っていくにあたって、会社が成し遂げたいこと・目的・目標等が「自分事化」できてないと一緒に目標に向かっていけないし、すべてを能動的にできない組織になってしまいます。

一度、考えてみてください。
当社がどこを目指していて、何を成し遂げたいのか。
なぜ、今の事業に力を入れて投資しているのか。

【第3回社内コラム】「働き方改革」

このコラムでは僕の考え方、近い未来こんな事ができるようにしたい!など色々と書きながら配信しています。

「働き方改革」

今回はこの「働き方改革」について、、会社の考えも捉えながら僕なりの想いを書きたいと思います。

ここ数年、いやこれからもっと企業の働き方改革は、ますます進んでいくと思います。
大企業でさえ自分のデスクは持たず、毎日好きな席で仕事をし、事業部の垣根を越えて、
日々交流できるようなフリースペースを作り、会社の生産性を高める動きに少しずつなってきている時代です。

でも、すべての業界でこれがすぐできるか、と言われると実際は難しいのも事実です。
時価総額で世界No,1のApple社でさえ、基本的にはフレックスの自由度が高い社風ではありますが、Appleは新製品発表の時期を必ず決めているので、かなり細かい納期があります。つまり細かい製品の納期が迫ってくる中で実働はかなりオーバーワークしているのが実体です。結構、離職率も高いと有名な話です。

では、うちの会社でいくとどうか。この点に関しては、イベントを各地で実施していくにあたっては常に会社で業務をこなさないといけないという事はなく、現時点でもある程度の時間の自由度を作っているので、リモート(パソコン上)でタスク管理も可能だと思いますし、チームごとに動きを随時確認していけば、毎日出社することなく仕事ができます。それで業務の成果で評価をしっかりできればいいと考えています。

毎日会社にきて8時間働くことが仕事。という感覚ではなく、自分の状況にあったそれぞれの働き方の選択ができれば、毎日を有意義に過ごせます。

部活動フェスタの基盤ががっちりと利益が出る仕組みが出来たらこんな働き方会社もシフトしていきます。

自由の中にはある程度の難しさもあったりします。それは自分で考えて行動できなければいけないという視点です。何が重要で何をしなければいけないのかという精査が常に必要です。

私たちは進学・教育業界のプロであり、高校生の将来を創造してもらうためのきっかけを生み出す仕事をしています。
各個人が自分の人生・将来をクリエイトできなければ、高校生にも伝えていくことができません。

おもれいで働く皆さん、僕も含めて常にこの視点をもって自己成長していってほしいと個人的には強く願っています。

ちょっと話が脱線した感がありますが、、こんな働き方に変えていきたいわけです。
さらに女性も活躍できる会社になっていければ、働きがいのある会社へとステップアップしていくのです。

【第1回社内コラム】なぜ、社内コラムなのか

前回の朝礼の時に、関西本社メンバーには伝えましたが、近いうちに社内にむけたコラムを毎週配信していこうと決めて、皆の前で発表しました。

そもそもなぜ、これを始めようかと思ったか、この部分はしっかり話しておきたいと思います。

会社は今、一気に中途採用や亀採用といった当社独自のやり方で採用活動を積極的に行った結果、
すごいスピードで関西・関東と合わせて10名を越す組織になってきました。

2・3年前は、代表の大亀と二人でやり始めて、少しずつ事業規模の拡大をしてきました。
皆も知ってると思いますが、会社は現在、キッズコーポレーションという進学業界の最大手と資本業務提携をし、
会社としてもできる幅が広がり、目指す目標がさらに明確になりました。

同時に組織作りという部分にも投資できるようになり、採用も積極的に行い、現在にいたるわけです。
早い段階で「部活動フェスタ」を全国で展開てきる基盤を作り、3年後には部活動フェスタ10万人を達成することが、この直近3年間の目標となります。

これが実現すると、会社としてさらに次のステージを目指せるわけです。会社としては株式上場という展開や組織内としては細かく部署を設けて、そこに予算をつけて、リーダーに管理させていったり、新規事業にも積極的に投資をしたりと、
会社として出来ることの幅も広がっていくわけです。
"世界をさらにおもしろく"と、掲げている以上、自分たちはとことんここにコミットできる組織でありたいと思っています。

今まだ人数も管理できる範囲ですが、これが増えていくにつれて組織というのは様々な問題や壁が増えていくと思っています。幹部が発するコトバもいき届かないという現象がおき、会社が大切にしているビジョンやカルチャー、さらに目標ですら浸透していない組織になってしまうと軌道修正していくのも大変で気づくのが遅いと手遅れになってしまうこともよく聞きます。

こういった問題がもし当社の中でこれから起こったとしても早い段階で軌道修正できるように私自身の考え方や会社としての方向性を明確に伝えるために毎週1回、社内メンバーにむけたコラムを配信していこうと決めたわけです。
(自分のアウトプットのためにも)

これから人が増えれば増えれるほど、組織というのは様々な問題が当たり前のようにいっぱい出てくると思いますが、その壁を越えていくと同時にしっかり成果を残していくということが常に大事だと個人的には考えています。

本来の目的を常に見失わないこと。そしてゴールだけをしっかり共有していくこと。
これは合言葉のように伝え続けたいことです。

本来の目標・目的を見失うと組織の中で、ガン細胞が色々なところへ転移していき、いずれ崩壊していくことになります。

そんなことがないように、常に本質を見ながら仕事をしていってほしいと思います。

【第2回社内コラム】見えない資本がお金を生む時代

先日、ウェブニュースを見ていて目に止まった記事がありました。

サッカー元日本代表監督であり、FC今治のサッカーチームのオーナーを勤める岡田武史さんがスポーツ対談の中でこういってました。

「日本は、スポーツでお金もうけをしてはいけないという風潮があるところが
スポーツが発展していかない最大の原因だ」

「目に見える資本ではなく、信頼・共感・感動みたいな目に見えない資本がお金を生む社会にならないといけない、笑顔や夢を売ることが重要」

この記事を読んだとき自分たちがやっている部活動フェスタは間違いなく、この目に見えない資本を生み出すために頑張っているんだと感じました。

高校生スポーツを通じた日本一の進学スポーツビジネスを確立していくためには、
立ち止まっている暇はありません。

大学・専門学校へ行くと、部活動フェスタをすごく褒めていただくことが多いです。
このような仕組みは今までになかった!!と少しずつ全国へ認知されていく中で、
評価をいただいています。

一方でも高校の先生の満足げな顔、資料請求用紙に記入する生徒の真剣な姿を見てるとこれは間違いなく、もっと広げていける事業だと思っています。

だからこそより一層の自信を皆さんには持ってほしいです!!

テクノロジーの発展が著しいこの時代に、アナログで事業を開拓していて何だか逆方向へ向かっていると感じる時があるかと思いますが、本来の共感・感動というのは結局は目で見て触れるということしか体感できないと思います。

目に見えない、その先の感動・共感を沢山の方に伝えていけるように皆さんで創りあげていきましょう。